ネットの普及が進んだ現代社会では、教育の場もオンラインへと移りつつあります。
先生と画面越しにコミュニケーションを取り、自分が受けたい授業を好きな時間に受講するというスタイルの浸透も、コロナウイルス感染拡大により拍車がかかりました。
皆さんは、「Tutorroom」というオンライン塾をご存じでしょうか?今回ご紹介する、「Tutorroom」は、特に欧米で注目を浴びている、「生徒と講師がマッチングする」システムです。
「Tutorroom」の魅力に迫るとともに、オンライン塾の始め方もご紹介していきます。
ぜひ、この記事がオンライン塾を手軽に始めるきっかけにしてみてください。
Tutorroomとは?
今回ご紹介する「Tutorroom」は、オンライン塾開業キットの名称です。
Tutorroomでは、講師側として自身の教室を開講できるとともに、生徒側として好きな授業を受講することもできます。
教育の新しいフィールドとして、オンライン塾は一つの地位を確立しつつあります。
しかし、講師側として、自分の教えたい内容の教室を、手軽に開講できるサービスは、まだまだ少ないと言えるのではないでしょうか?
また、Tutorroomの特徴として、下記4点も挙げられます。
2.予約機能が豊富
3.ストア機能搭載
4.ホワイトボード機能搭載
中でも、4つ目に挙げた、ホワイトボード機能は特徴的であり、実際の授業の様子を、無料で体験することもできます。
マウスなどで、白い画面に入力を行うと、先生に伝えたい事柄を気軽に表現することができます。
オンライン塾をはじめたい方がするべき3つのこと
それでは、実際にオンライン塾をはじめたい方がするべきことを、3つのステップに分けて解説していきます。
こちらの解説は、公式HPのブログ記事を参照しています。
Tutorroomを利用するにあたって、役立つ情報が盛り沢山のため、ぜひ、公式ブログも参考にしてみてください。
1.環境を整える
オンライン塾を開講するにあたって、まず必要なことはズバリ、教室開講のために、ご自身の環境を整えることです。
必要な設備は、下記の三点です。
- インターネット環境
- Webカメラ
- マイク内臓のパソコン
この三点は大切な仕事道具です。
例えば、折角授業を取ってみたのに、先生のインターネット環境が悪く、全く授業にならない、といったことが起こった場合どうでしょう?
生徒は自然と離れていってしまいますよね。
少なくとも、この三点は出来る限り良いものを揃えた方が良いでしょう。
2.授業内容を設定する
次に、教室を開講するにあたって、欠かせない要素を選択しましょう。
欠かせない要素とは、大きく分けて「どんな教室を開講するか」「料金はいくらにするか」の二つです。
教室を開講する、生徒に対して指導を行う、ということは、講師側にある程度知識が必要となります。
また、教えたいと思っている事柄に対して、ニーズがあるかどうかも鍵となっています。
例えば、教室を開講しても、誰もその授業を「取ってみたい」と思ってくれなければ、教室を開講する意味がありませんよね。
それに、先生がずっと授業中しどろもどろでも、授業はつまらなく感じてしまいます。
今までに指導経験があるかどうか、人前で話すことが得意かどうかも重要となってきます。
授業内容が決まれば、それに「いくらの価値をつけるか」も、先生自身が決定します。
同じような授業が、いくらくらいの値段設定であるか調べることや、いくらであれば生徒が「やってみたい」と思えるかを調査することも必要でしょう。
3.クラス開講に向けて準備する
ここまでくれば、後は実際に教室を開講するまでに、必要なことを準備していきましょう。
学校では一般的には、事前に「カリキュラム」が組まれており、この「カリキュラム」に沿って授業が行われています。
クラス開講までに、この「カリキュラム」を組むと良いでしょう。
たとえば、数学の授業であれば、第一回目の授業では因数分解を指導し、第二回目の授業では、一次関数を指導する、といった内容です。
また、授業を行うためには、他に何が必要でしょうか。
皆さんが学校に通っていた時、先生と自分(生徒)以外には何があったでしょうか?
一つが教科書です。
教科書には、詳しい図や例の式、練習問題が載っており、授業を手助けしてくれています。
授業に必要な資料を用意することも、オンライン塾を開講するためには欠かせません。
教材の準備だけでなく、実際にオンライン教室上で確認ができるかどうか、教材を使って実際に授業を行い、授業本番を迎える前に、練習を行っておくことも重要でしょう。
その他、注意しておくこと
オンライン塾を自身で開講する場合、最も注意しておかなければいけないことは、「基本的に全て自身の力で行う」ということです。
例えば、授業を開講した後、生徒を獲得するために、授業の宣伝を行うのも自分自身です。
先生としての評価は、全部自分の行動を基準としているため、生徒との関わり一つをとっても、細心の注意を払う必要があります。
一つ一つのステップを確実にこなして、自分自身で開講した教室を成功させましょう。
良い授業を行えた後には、必ず達成感が味わえること間違いなしですよ。
オンライン塾をはじめるための気になる費用は?
オンライン塾をはじめるための費用を調査してみました。
- 初期費用 275,000円
- 維持費用 138,000円+データ通信料
Tutorroomは、他社サービスとは異なり、スケジュールを組んだ上で授業を行うことができる、スケジュール管理機能や、講師一覧表示の機能が搭載されています。
また、同時に接続可能人数は100人まで、と他社サービスと比べて多いことも魅力的です。
もちろん、セキュリティ面や、サーバーの安定性にも配慮されているため、安心して授業を行うことができます。
今後、オンライン塾講師として活躍したいという方は、費用面も含めて、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
本記事では、オンライン塾をはじめるために、必要なことをまとめました。
オンライン塾をはじめることは、難しいと感じる人もいるかもしれません。
けれど、最初は難しく感じても、先生という仕事は、まして、自分自身の手で一から作り上げた教室であればなおさら、他の仕事では体験できない、達成感を味わうことができます。
生徒から良いフィードバックをもらえたり、一緒に作り上げる授業の中で、上手く指導ができたと実感したりした時の、喜びはひとしおでしょう。
これからオンライン塾を開講してみたい人は、ぜひTutor Roomをチェックしてみてください。
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