
「公認会計士」って名前は聞くけど、
具体的なイメージが浮かばない。。。
今の自分よりも成長したい、今よりも給料をアップさせたい、と考え、資格取得を目指す人は多いのではないでしょうか?
有名な資格の一つには、「公認会計士」があります。
それでは、「公認会計士」となるためには、どうすると良いでしょうか?資格取得のためには、勉強が避けては通れません。
資格の専門学校・予備校と聞かれたとき、思い浮かぶ学校はあるでしょうか?
今回は、「公認会計士」のための、おすすめの専門学校・予備校をご紹介します。また、実際に通われた方のレビューや感想についても記載しました。
また、公認会計士の年収や資格取得のために必要な勉強内容など公認会計士全般についても分析しているのでぜひ最後まで読んでください。
ちなみにアメリカの公認会計士については「アメリカの公認会計士になるには!アビタスなどUSCPA取得のためのスクールを比較してみた」で解説しているのでこちらを御覧ください。

公認会計士の学校・予備校(専門学校)のおすすめランキング
「公認会計士」を学ぶための専門学校・予備校として、有名なスクールには、下記の5つが挙げられます。
- 「LEC」
- 「資格の大原」
- 「資格の学校TAC」
- 「クレアール」
- 「東京CPA会計学院」
5校を色々な観点から比較してみましょう。
通学・通信の学校ランキング
それでは、先程挙げた5つのスクール、「LEC」・「資格の大原」・「資格の学校TAC」・「クレアール」・「東京CPA会計学院」の、場所や値段、期間、合格実績について比較してみます。わかりやすいように一覧表にまとめてみました。
場所 | 値段 | 期間 | 合格実績 | |
LEC | 渋谷/梅田駅前/神戸本校/通信講座 | 短答式合格コース 278,000円~ | 2年 | – |
資格の大原 | 全国各地教室通学/映像通学/通信講座 | 初学者合格コース 780,000円~ | 1~2年 | – |
資格の学校TAC | 全国教室通学/ 通信講座 | 初学者合格コース 750,000円~ | 1~2年 | 8617名 |
クレアール | Web通信 | 初学者合格コース 520,000円~ | 1~3年 | – |
東京CPA 会計学院 | 教室通学/通信講座 | 短答式合格コース 510,000円~ | 1~2年 | 357名(2019年) |
※コース価格については、期間限定で割引が適用される場合もあります。
表にあるように値段の面でみれば1位LEC、2位東京CPA会計学院、3位クレアールとなっています。合格実績を明示しているのは東京CPA会計学院
と資格の学校TACのみとなっています。
そして、必要な時間を考えると東京CPA会計学院と資格の学校TACとが選択する有力候補になりそうです。
それではこれらの学校のうち実際の評判について見て行きましょう。
公認会計士の学校の評判・口コミ
それでは、最後に「公認会計士」の資格学校・予備校の中でも、「資格の学校TAC」・「東京CPA会計学院」・「クレアール」3つの学校の、実際の生の声をご紹介します。
ぜひ、学校選びの参考にしてみてください。
LECの口コミ
まずはLECの評判について
私が公認会計士受験を始めたときはLECが1番Twitterで輝いていたと思うのですが、LECの二大巨塔はCPAに移籍され、CPAが1番ワイワイキラキラ輝いていますね。
— ++++ (@darekaichi) September 8, 2018
LECは少し停滞気味ですが資格試験の老舗ということもあり比較的評判もよいです。行政書士についてではありますが「行政書士になるのに伊藤塾とLECと資格スクエアを比べてみた」でLECについて徹底分析をしています。よければ、御覧ください。
https://himokurisub.com/shoshi/
資格の学校TACの学校の口コミ
「資格の学校TAC」の口コミには、下記のようなコメントが寄せられています。
資格の学校TACについてはこちら
東京CPA会計学院の口コミ
次に、「東京CPA会計学院」の口コミをご紹介します。
クレアールの口コミ
最後に、「クレアール」の口コミをご紹介します。
クレアール公認会計士講座
今、会計士受験業界で話題の「非常識合格法」で効率的に合格が目指せます。
それでは、次に、そもそも公認会計士とはどのような仕事なのか詳しくみていきます。
公認会計士とは
ここまで、「公認会計士」の資格学校・予備校のご紹介をしてきました。そもそも「公認会計士」とはどういった資格なのでしょうか?
「公認会計士」は、言い換えると「会計のプロフェッショナル」です。
企業は一般的に、企業の資産状況をまとめた「貸借対照表」や、経営成績を表す「損益計算書」を、株主や銀行をはじめとした関係者に作成し、公表します。
もし、「貸借対照表」や「損益計算書」が、間違いだった場合、どういったことが起こるでしょうか?
経営不振の会社の「損益計算書」が本来と異なり、まるで経営が上手くいっているように見えてしまった場合、本来ならばお金を貸さなかった銀行がお金を貸し、結果的に損をしてしまう、などが考えられます。
「公認会計士」は、「監査業務」の独占が認められています。
つまり、「貸借対照表」や「損益計算書」といった財務諸表が、本来のルール通り作成されているかチェックしている人が、「公認会計士」です。
「公認会計士」のおかげで、公正性で健全な社会活動が保護されているとも言えます。
他にも、「公認会計士」は、法人税や所得税に関するアドバイスを行う「税務業務」、経営に対するアドバイスを行う「コンサルティング業務」など、専門知識を活かして、幅広く活動を行っています。
公認会計士試験の制度概要
専門的な知識が必要である「公認会計士」ですが、何か特別な受験資格が必要かどうか、心配に感じる人も多いのではないでしょうか?
実は、公認会計士の試験は、誰でも受験することができます。
もちろん勉強は必要ですが、「公認会計士」の門戸は広いと言えます。
また試験方式も、チャレンジがしやすい形式が取られています。
短答式試験と論文式試験の二つに分かれており、どちらも2年間の間、一度合格すれば免除が認められているからです。
特に、論文式試験は、必須の5科目と、4つの科目から1つを選択する、選択科目から成りますが、科目ごとの合格が認められています。
今年は、短答式試験の合格を目指し、来年は、論文式試験の合格を目指す、など、コツコツとした学習で、合格を目指すスタイルを取ることもできます。
試験の実施日・実施期間・実施科目は下記の通りです。
【短答式試験】
実施日 | 第1回:12月上旬の日曜日 第2回:5月上旬の日曜日 |
実施期間 | 1日間 |
実施科目 | 企業法・管理会計論・監査論・財務会計論 |
【論文式試験】
実施日 | 8月下旬 |
実施期間 | 3日間 |
実施科目 | 必須科目:財務会計論・管理会計論・監査論・企業法・租税法 |
選択科目:経営学・経営学・民法・統計学 |
実施日や実施期間が既に決められているため、勉強のスケジュールが組みやすいと感じる人も多いのではないでしょうか?
(※2020年に関しては、コロナウイルス感染拡大のため、スケジュールが変更されています)
また、気になる受験料は、19,500円です。
試験が免除となっている人や、短答式試験受験のみの人も同額であるため、この金額となっています。
一度の受験で合格できれば、とてもリーズナブルな値段設定とも言えます。
公認会計士の魅力
ここまで、公認会計士という仕事について、また、公認会計士の試験について、ご紹介してきました。
それでは、「公認会計士」の魅力とは一体何なのでしょうか?
まず、一つ目に挙げられる点は、「女性が生涯輝ける」ことです。
日本社会の中で、特に企業において、男尊女卑の考え方は、世界的に見てまだまだ根強いと言えます。
育児休暇を取得できる男性の少なさや、キャリア職に就く女性の割合の低さなど、「女性が働く」ことに関する問題は山積みです。
そんな中、「公認会計士」という資格を取得することに、男女の性差はありません。つまり、男性・女性ともに、同じ評価を受けることができる、という意味です。
また、「公認会計士」として働く女性は多く、女性を支援するネットワークも多く存在しています。「公認会計士」は一生ものの資格であるため、実際に、出産や育児を経た後で、現場に復帰する女性も多いです。
二つ目に挙げられる点は、「公認会計士のビジネスフィールドの広さ」です。
「公認会計士」は、監査業務の独占が認められているとともに、専門性の高い知識から、税務業務や、コンサルティング業務まで、幅広い業務を行うことができます。
それに伴い、「公認会計士」には、自身で起業する人、独立をする人なども多く、取引相手も多種多様です。「公認会計士」の資格を取得することで、ビジネスの幅が広がります。
三つ目に挙げられる点として、「給与の高さ」です。
公認会計士の初任給は、なんと450万~500万程です。年収1000万円も夢の金額ではなく、最終的には年収が1500万円を超える人もいます。
大企業に勤めるよりも、短い時間で多額の給与を得ることができることも、「公認会計士」を目指すメリットの一つです。
「公認会計士」の資格一つで、得られる恩恵はとても大きいといえるのではないでしょうか。
公認会計士試験のために専門学校を選択するメリット
それでは、「公認会計士」となるために、専門学校や予備校を選択するメリットは、何なのでしょうか?
公認会計士試験の確立した勉強方法が学べる
まず、大きな点として、「確立した勉強法が学べる」ことです。「公認会計士」は、資格の中でも歴史が長く、広く有名な資格です。
既に、合格のためのメソッドや、勉強法が確立されている、とも言えます。
もちろん、自分に合った勉強スタイルは存在しますが、ある程度「型にはまった」勉強方法を学ぶことも、効率的に勉強するためには重要なポイントです。
公認会計士試験合格のコツを合格者から学べる
次に、「公認会計士」の資格学校や予備校には、同じように「公認会計士」を目指し、合格まで至った人が多くいることも、ポイントです。
通学制の学校は、コネクション作りにも有効であり、どう勉強すると良いか、生の声を聴くことができることも、非常に大きなメリットです。
まとめ
本記事では、「公認会計士」について、仕事内容や魅力、試験内容、そして、「公認会計士」の資格取得のための、資格学校や予備校のご紹介をしてきました。
資格は一生ものです。
中でも、「公認会計士」は基盤がしっかりとした、有名な資格であるため、今後も息の長い資格と言えるでしょう。
自分の成長のため、給与アップのため、自分に合ったスクールに通い、「公認会計士」の資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?
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