赤ペン先生、進研模試、そして高校生ならハイスクールオンラインと、おそらくみなさんの身の回りにベネッセコーポレーション のサービスは入り込んでいると思われます。
ベネッセ(Bennesse)はラテン語でBenne(良い)と esse(生きる、暮らす)の複合語で、我々の暮らしをより良くサポートする教育関係の会社です。今回は、ベネッセ について研究していきます。
ちなみに、ベネッセのサービスであるクラッシーについて「勉強で高校生が使うアプリclassi(クラッシー)とスタディサプリを比較して検証してみた」という記事を書いてみました。よければそちらも参考にしてください。
ベネッセ の歴史
1955年、岡山県でベネッセ の前身「株式会社福武書店」が誕生します。この年、アジアアフリカ会議があり世の中がさらに進化し始めた年とも言えるでしょう。この福武書店ですが、販売商品は中学向けの生徒手帳。生徒の身の回りの学習用品から始まります。
その7年後、1962年に岡山県に限定した会社の周辺の高校対象に「模擬試験」事業がスタート。複数校で相互にデータを交換し合うという「合同模試」の開催を行います。複数の学校で採用され始めます。
1973年、模擬試験は「進研模試」と名前を変え、1979年の大学の共通一次試験開始を追い風にしながら、全国規模で拡大していきました。
一方、1969年に高校生向け、1972年には中学生向けの通信教育講座を開講しました。1980年に「小学講座」が、1988年に現「こどもちゃれんじ」の「幼児講座」がスタートし、通信教育講座は幼児から高校生までラインナップが揃い、さらなる拡大を遂げました。
そして、ベネッセ コーポレーションは「進研ゼミ」を中心に進化を続け、シニア向けなどあらゆる年代に向けたサービスを充実させ我々の人生をbenne(良く)esse(生きる)ようサポートしています。
ベネッセ のおすすめサービス
高校生に向けたベネッセ コーポレーションのサービスとして有名なのは「進研ゼミ」ですね。そして、生徒の実力を図る上で重要なのが進研模試ですね。進研模試は、センター試験の受験者が大体50万人いるところ37万人が受験するので母集団の信頼性の観点から非常に信頼性が高いと言われています。(wikiより)
もちろん、受験生のトップ集団は受験しないなど批判は多くありますが、意外と基礎がしっかりとして網羅性があると評判のようです。
東京都:U.S(18歳・女性)
レベルが低いのはどちらかというと受験者層の事で、問題難易度自体は非常にオーソドックスです。河合ともそんなに変わらないでしょう。
違うのは偏差値の出方。進研模試は全国の多くの高校が参加しています。難関私立は参加していません。(灘や開成など、そうそうたる有名私立は駿台模試)
大阪府:田中(仮名)(17歳・女性)
母集団のレベルは確実に低いですね。しかし、個人的には進研模試の英語は河合模試より難しいと思います…
なんというか英文の題材が特殊というか。
ベネッセのサービスの素晴らしいところは、生徒のみを対象にしたサービスの提供だけではなく、その生徒をサポートする教員のサポートのサービスも用意しているところです。いわゆる、「ハイスクールオンライン」と呼ばれるサービスです。
ハイスクールオンライン上では、生徒の成績が紙媒体で返却される前にいち早く「インターネットフォルダ」などを通じて生徒のデータを見ることができ、各大学の傾向と対策を見ることができます。ちなみに、ハイスクールオンラインは担当する学校の一部の教員しか閲覧することができないクローズドなサイトで情報の管理となっているため、生徒情報が漏洩することはほぼあり得ません。
生徒のみならず教員にも親切な設計をしてまさに教育の全てに関わる人の生活を良くしていくベネッセ 。自分の勉強の定点観測にも利用できるので、この機会にベネッセ を利用してみませんか?
まとめ
ベネッセ コーポレーションについて歴史のみならずハイスクールオンラインなどのサービスについてまとめてみました。みなさんにとって馴染み深い会社と思いますので、是非とも一度利用してみてはいかがでしょうか。
コメント
[…] Classi(クラッシー)を作成したベネッセについての記事はこちら […]