近年、出張英会話を行ってくれる英会話講師派遣会社の利用が増えています。しかも、企業のみならず幼稚園・保育園・学童保育での英会話講師派遣が広がっています。社内で英会話講師を派遣するメリットとはなにか具体的に話をしていきます。
さらに、ファイン、DMM英会話などどの英語講師派遣会社がいいのか、ここでは各社を比較してランキング形式で紹介していきたいと思います。それでは、最後までお付き合いください。
そもそも英会話講師の派遣がなぜ必要なのか
日本における英会話の重要性は年々高まっています。学校教育でも英語が重要視され英会話力で学歴に差がつく…なんて時代ももうすぐそこまで来ています。
そして、ビジネスパーソンにおいても企業のグローバル化はもちろんのこと、日本の人口減に伴う国内マーケットの減少など、英語が使えなければ業績が日に日に悪化していくことになるでしょう。
しかし、英会話に通う金銭的、時間的な余裕があるビジネスパーソンもそこまで多くはありません。そこで、会社の取り組みとして英会話学習のサービスを提供してあげることが重要になってくるのです。
英会話派遣会社の徹底比較!どのサービスがいいの?ランキングで分析
ここでは、各英会話派遣会社の特徴、メリットデメリットなどをランキング形式で紹介したいと思います。
ファイン | DMM | GLOVA | Bizmates | ECC | |
料金 | 5000円/1時間 | 15800円/1人25分 | 10,000円/人 | 12000/1人25分 | 表示なし |
講師の質 | |||||
備考 | 受講人数にかかわらず定額 | 多くの大手企業に導入実績があり | カリキュラムがカスタマイズ可 | 模擬体験する「海外研修」プログラムBizmates Xがある | 国内3000社以上の導入実績 |
1 英会話講師派遣のファイン
ファインの強みはまず価格の安さです。大手では1時間10,000円以上かかるのに対し、ファインではほぼ半額の5,000円で受講することが出来ます。
しかも、普通なら受講者数が増える度に従量課金されていくのですが、ここでは何人受講しても同一料金ですむというかなりお得なサービスです。
また、品質面ですが講師は小中学校の英語教師(ALT)として働いていたり、英会話スクール勤務または自身で運営している外国人講師が中心になって指導してくれます。
そして、最大の強みはエリアの広さです。他の派遣会社は県庁所在地付近など派遣場所が限定的なところが多い中、ファインは車で1時間かかるような郊外でもほとんどの場合、来てもらえます。今まで郊外の為派遣会社を呼べなかった会社でも安心して申し込むことが出来ます。
一方のデメリットとしては、安さを追及しているためサポートが電話とメールのみになるところです。営業スタッフがいないため訪問しての説明などは行っておりません。
また、紙資源を減らすため紙の資料やパンフレットなども用意していません。こうしてみるとデメリットよりはるかにメリットの方が大きいといえるでしょう。ファインへの資料請求はこちら。
2 DMM英会話法人向けサービス
大手オンライン英会話会社のDMM英会話が法人向けに行っているサービスです。ネイティブスピーカーと時事英語やビジネスについて会話ができる「プラスネイティブプラン」が一人15,800円で受けられます。多くの大手企業に導入実績がありその点でも安心できます。
ただし、デメリットとしてオンラインで英会話を行うため対面よりも得られる情報が少なくなりライブ感や臨場感が少なくなってしまうことが挙げられます。
また、金額も高いため受講者数によってはかなりの価格差が生じてしまうこともあります。DMM英会話については「オンライン英会話のDMM英会話とレアジョブを比較!TOEIC800点台の私が実際に体験してみた【レビューつき】」に詳しく述べています。
3 語学研修のGLOVA
GLOVAは、多くのプランを用意し会社のニーズに応じた研修プランがたてられることがメリットです。
カリキュラムも、目的、条件、対象者、受講形態など様々な条件でカスタマイズしてくれます。料金はプランによって違いがありますが、おおむね月10,000円ほどで受けられるようです。
4 Bizmates
Bizmates(ビズメイツ)はビジネス英語に特化したオンライン英会話サービスです。
レベルとスキルに応じた4つのレッスンから好きなレッスンを選んで受講することが可能で、英語が全く話せない初心者からネイティブ並みの上級者まで、満足のいくビジネス英会話レッスンが受けられます。
また、海外出張・駐在を模擬体験する「海外研修」プログラムBizmates Xがあります。実際にフィリピンに5日間滞在し、現地でのフィールドワークなどを通じて海外でビジネス英語を使うことに対する羞恥心などを克服するプログラムです。
一方、デメリットとして料金が12,000円とやや高いところです。また、オンライン英会話ですのでDMM英会話同様、ライブ感や臨場感が得られづらいことも挙げられます。
詳しくは「bizmates(ビズメイツ )の口コミ・評判や感想は!?効果はあり!?bizmates(ビズメイツ )?料金とともにレアジョブと比較してみた」
5 ECC法人向けサービス
ECC法人向けサービスは学習方法を柔軟にパーソナライズできることが特徴です。
例えば都合のいい時間を選択できる、オンラインか常駐かを選べる、1回40分完結型なので続けやすい、個々のレベルに合わせて内容を変えられる等です。ただし、値段が高くなってしまうのがデメリットです。
企業の社内英語研修で出張英会話レッスンを導入するメリット
これまで5社の英会話派遣会社を見ていきました。ここで改めて企業の社内英語研修で出張英会話レッスンを導入するメリットについて詳しく確認していきましょう。
ビジネスチャンスを単純に増やすことができる
現在、英語はグローバルランゲージと呼ばれるほど世界の共通語の地位を確立しています。よって、英語を学ぶことは世界とコミュニケーションが取れるということでビジネスパーソンにとってはマーケットを広げることと同じであるといえます。
さらに、日本国内は少子高齢化に伴い人口が減少していく一方ですので、市場も先細りしていくことでしょう。
今後、増収を狙っていくのであれば英語ができる人材を社内に増やしていくことが重要になるのです。
福利厚生の充実で社員満足度が上がる
福利厚生の一環として、社内英語研修を導入すれば、時間や金銭面でなかなか行動に移せなかった社員が気軽に参加できるようになり、結果として社員の満足度が上がっていきます。
外部の客観的なデータで成果測定をすることができる
「私は英語が喋れます」というだけでは、客観的データに乏しく説得力に欠けてしまいます。
各サービスでは、研修者の効果測定をしてくれているので社員がどれくらい英語が話せるのか、会社は客観的に判断することが出来ます。
業種、職種に応じて臨機応変な対応が可能
会社の業務形態によって、オンラインがいいのか、常駐がいいのかなど自由にカスタマイズできるのも英語派遣会社の強みです。また、業種、職種に応じたビジネス英語のテーマ選びも行ってくれます。
幼稚園・保育園・学童保育で英語講師の派遣サービスを導入するメリット
2020年度から、文科省による英語教育改革が始まり小学校は3年生から英語が必修となります。
そのため、学校によってはすでに1,2年生のころから英語に慣れさせようとするため、時間は少ないですが英語の授業が始まっているところもあります。今後はこの流れがさらに進んで1,2年生からしっかりと英語学習を始めようという風潮になることが予想されます。
よって、幼稚園、保育園や学童保育で英語を学ぶことは小学校に上がってからの急な英語学習に取り残されないようにするため、非常に大切なことと考えられます。
今後、英語の重要性の高さから英語を教えることができるのが園のアピールになる
園に外国語講師がいるということで、英語教育に力を入れている園だと認識されるようになり、結果、英語をきちんと身につけさせたいと思う保護者への強いアピールになります。
そして、英語の重要性が高まっていくことからこの傾向はますます強くなっていくでしょう。
まとめ
以上、英語派遣会社のランキングと必要性についてまとめてみました。
本記事では多忙なビジネスパーソンや子育て世代の保護者に負担をかけることなく英語学習を受けてもらうには派遣会社から自分の会社もしくは園に直接講師に足を運んでもらってレッスンしてもらう方がいいと考えています。
また、料金が高くて会社もしくは園自体に負担がかかったら、そもそも講師派遣の導入に二の足を踏んでしまうので、導入費用もなるべく安く済むところも選択の際の重要なポイントです。ぜひ経営者の皆様は社内・園内に英語派遣講師を招いて現代社会のニーズにこたえられる経営にしましょう。
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