結論から言うと、それはネイティブキャンプの日本人講師になることです!なんと講師になると、無料で生徒としてもレッスンが受けられるんです。
ネイティブキャンプについては「【実証】native camp(ネイティブキャンプ)のアプリを使って英会話をしてみた(口コミ・評判やカランメソッドなどを検証)」を読んでみてください。
今回の記事は、私が実際に「ネイティブキャンプ」の日本人講師の試験を受けて、実際に日本人講師として稼働した話をします。特に、日本人講師の無料特典について2020年5月で改定されたのでより最新の話もしていきたいと思います。
ネイティブキャンプ日本人講師となるレベルは?
まず、どの程度の英語レベルの人が日本人講師となれるかですが、募集要項では以下の通りとなっています。
・英検準一級以上
・海外経験1年以上
・英語講師歴1年以上
基準としてTOEIC750点、英検準一級から可能となっています。海外経験も1年とかかなり障壁が低いです。
正直、そんなにレベルが高くないわね。
しかも、試験の時にこれらの証明書の提出は特に求められませんでした。最悪、なくても日本人講師の試験を受験することは可能です。(とはいえ、他人に教える仕事なので上記レベルはないと受講生から不満が出てしまうのでこれくらいの実力は必須でしょう)
ネイティブキャンプ講師になる手順を解説
無料でネイティブキャンプを受けるためにはネイティブキャンプの日本人講師になる必要があります。
そして、ネイティブキャンプの日本人講師になるにはテストを受けて、合格する必要があります。試験を受験してみて英検準1級やTOEIC750あれば、合格するレベルです。
テストの内容自体については具体的には著作権の関係上お伝えできませんが、私自身がどのような試験を受験したか、体験談を踏まえて解説をしていきます。
日本人講師の選考はどんな感じ?
ここまで興味を持っていただいた方には、どのようなプロセスで講師になれるか解説していきます。まずは https://nativecamp.net/recruit/signupに行きましょう!
すると、下記ページが現れますので「参加する」をクリックしましょう。
すると、最初の画面は以下の画面が出てきます。メールアドレスとパスワードを記載した上で「submit」をクリックしましょう。
すると、メールに登録の通知が来るので、クリックをすると以下のページが現れます。そこで「Next Step」をクリックしましょう。
その後、アカウント作成のページに行きます。自分の住所や名前などを入力して、「confirm」のボタンをおしましょう。
個人情報の登録等が終わると、いよいよ選考です。選考は、文法テストと模擬レッスンで構成されます。
ネイティブキャンプの講師選考プロセス
登録が終わると早速、試験があります。テストは5つの段階に分かれています。
- 文法テスト
- 環境テスト(カメラやマイク機能など)
- 動画や教材を見て自主学習
- デモレッスン
- アカウント登録
それでは、これらについて詳しく解説をしていきます。
文法テストについて
文法テストは、「Test Start」を押すと、文法問題が出てきます。40問20分で解く肢別式の問題です。内容としては、品詞を聞いたり、文脈に入る単語を聞いたりと、オーソドックスな文法問題が出題されます。
TOEIC750レベルがあれば正直余裕で合格するレベルです。成績の結果は即座にパーセンテージで出ます。ちなみに私は86%で合格となりました。
おそらく8割がたとれれば合格になると思います。(7割で合格する噂も聞きますが真偽はわかりません。普通に英語の勉強をしていれば8割は取れる試験だと思います。)
環境テストと自主学習
文法テストに合格すると、マイクやビデオの環境チェックが行われます。Native campができる状態にあるかを測るためです。この点は、使用するPCのカメラと音声がしっかりと聞こえているかをチェックするだけなので簡単にすみます。
また、これが終わると、learning Kitと言って、Native campのモデル授業の映像や教材を見ることができます。Native Campをしていく上でのマナーであったり手順であったりと学習します。
ただ、これについてはテストがあるわけではないので、別段学習しなかったからといって次のステップに進めないということはありません。(勿論、授業をしていく上で知っておかないとまずいのできちんと学習をするのがおすすめです)
模擬授業(デモレッスン)について
自主学習と環境チェックが終了すると次は模擬授業です。
このデモレッスンですが、いつでも受講できるわけではなく毎日、3時間決まった時間内で行われます。例えば、土日は9時から12時までとかです。曜日や時期によってこの時間帯は変更するみたいです。
しかも、希望制ではなく、順番に行っていくのでひたらすら待たされます。また、運が悪ければ模擬授業を受けれずにその日の受講可能時間をすぎることがあります。そうなれば翌日以降になります。
特に、今、Native campの講師になりたい人が多いみたいで、なかなか受講が出来ません。私の時は150人待ちをしていました。受講開始時刻に順番待ちをして、運良く4日目のチャレンジの時に受講することが出来ました。
模擬レッスンは、実際のテキストを使って授業をするのですが(事前に模擬レッスン用のテキストは与えられます)、私の時は簡単な自己紹介とネイティブキャンプをする上での注意を受けただけで1分程度で終了しました。「wifi環境問題ない?」みたいな内容でした。
もしかしたら、時期によって忙しくない時ならしっかりと25分間の模擬授業をするのかもしれませんが、志願者が多いとなかなか時間が取れないのだと思います。
採点官はフィリピン人の方のようで(非ネイティブスピーカーでした)、話すスピードもナチュラルスピードで話されました。TOEIC750クラスあれば特に問題なく聞き取れるレベルだと思います。
試験では発音こそみられていると思いますが、個人的な実感としては特に問題がなさそうであれば教師にさせる方向にあるみたいです。特に日本人講師はなりやすいのだと思います。(あくまで個人の感想です)
ちなみに、落ちたとしても何度でも受講できるそうです。
模擬レッスンが終わるとテストは終了して、講師登録のアカウント作成に進みます。このときには、日本人スタッフが出て日本語で説明をしてくれます。そして、講師紹介の動画を取り紹介文を作成すれば、All steps have been completed.という表示がでて、晴れてネイティブキャンプの講師になれました。
とはいえ、日本人講師になれただけでは、自動的に受講料無料になるわけではないので以下の手続きをとる必要があります。
ネイティブキャンプを無料で受けるための手順
ネイティブキャンプの講師になると、ネイティブキャンプの受講料が無料になる特典があります。
そのために、日本語講師のページのInqurity(問い合わせ)から以下の文言を送る必要があります。
まずは、講師のダッシュボードで「問い合わせ」のところをクリックしましょう。
そして、Categoryを「others」を選択し、Messageのところに
- Perks for Japanese Teacher
- 会員名
- 会員登録メールアドレス
を記入して「next」を押してメッセージを送信します。
この会員名と会員登録メールアドレスは、日本人講師のものではなく、ご自身で無料利用するNative campのアカウント情報を送ります。(勿論、講師用とアプリ用のアカウントを同一にしていれば同一のアカウント、メアドを送るのでも構いません)
メッセージを送付後、支払期日が1ヶ月先に先送りに処理されます。つまり、日本人講師としての規定回数をこなしていれば支払期日は先送りになり続けて結果支払うことはないということになります。
ちなみに、無料使用する予定のnative Campのアカウントをまだ作成されていない方は、【ネイティブキャンプを登録】 から申し込んでください。
詳しい登録方法は「【実証】native camp(ネイティブキャンプ)のアプリを使って英会話をしてみた(口コミ・評判やカランメソッドなどを検証)」を読んでみてください。
なお、無料トライアルお申し込み後、無料体験期間終了前までに、上記手順を行わなかった場合、通常の会員として月額料金が発生してしまいます。 発生してしまった料金につきましては、一切の返金対応ができませんので、ご注意ください。
無料使用するための日本人講師としての規定回数(2020年5月改定)
実は、日本人講師として無料特典を受けるためには15日間に1度稼働していれば問題ありませんでした。しかし、2020年5月に以下の通知がいきなり来ました。
つまり、日本人講師として10回250分稼働しなければ、無料特典を取り上げるという規定ができました。
この10回というのは、期間(1日〜15日と16日〜末日)の中で各々の期間で合計で250分稼働しなければならないとのことです。
つまり、5分のレッスンを10回してもだめで、合計で250分以上のレッスンを15日間以内にしなければならないとのことです。しなければ、支払いが発生する形になります。
15日間のうち250分なのでそれほど負担ではないですが、ほぼほぼ稼働していなかった日本人講師は、無料でなく有料でネイティブキャンプを使用するというかたちになります。
なお、期間中に250分稼働することが出来なかったとしても、次の期間に250分以上働けば、その旨を事務局に伝えれば無料特典は復活するとのことでした。(問い合わせ確認済み)
その他のネイティブキャンプの日本人特典
ネイティブキャンプの日本人講師をするとwebカメラとヘッドセットを購入する際の補助がでます。もし、新たに購入する場合はカメラが1800円、ヘッドセットが3900円まで購入代金を補助してくれます。
ネイティブキャンプの授業をするまで
ネイティブキャンプで授業をするためにまず、「schedule」のタブをクリックしましょう。すると下図のページが現れます。
そして、自分の都合のいい時間に「off」ボタンをクリックすると「Available」に変わります。その時間自分がレッスンできる時間なので、この時間に予約レッスンが入ることもあります。また、この時間の前30分間からレッスン可能のページに入ることができます。
受講生が選んでくれないとレッスンは始まらないので選んでくれるまでひたすら待ちましょう。ただ、日本人講師はそこそこ需要があるのか、待機してだいたい2,3分以内にレッスンが始まる感じです。
また、前の週の統計に基づいてピーク時間を出してくれるので、ピーク時に利用可能とすると予約レッスンも取りやすくなります。
ネイティブキャンプの日本人講師の給料について【最新版】
無料特典としてネイティブキャンプの日本人講師になったとして、そもそも講師として稼げるのか、講師の実情を語っていきたいと思います。
正業としてはともかく、副業としてはどうなのか実情を述べていきたいと思います。
ネイティブキャンプ講師の給料
ネイティブキャンプ講師の給料なのですが、結論から言いますと、
稼げません。副業としてもきついです。
そして、レッスンには今すぐレッスンと予約レッスンがあります。予約レッスンは受講生がコインという別途支払いがあり、予約レッスンをもらえると25分800円という形になります。
しかし、通常の25分レッスンでは285円しかもらうことができません。規定回数10回をこなしたところで2850円で、時給換算すれば時給684円という形になります。明らかにコンビニバイトしたほうが稼げるという結果になります。R-1に昇格すれば、給与も多少変わるのでしょうがそれでも安いです。また、昇格する基準も不明だったりします。
予約レッスンは800円稼げるも、受講生からしたらお金を支払わなければならないためになかなか入らず、ネイティブキャンプで生計を立てていくことはほぼほぼ不可能と言わざるを得ません。日本人講師のなり手が少ないのもこれが原因でしょう。
ただ、そうは言うものの、ネイティブキャンプを通常行うとすると6480円かかるので、それを無料で使用できるのは大きいです。ネイティブキャンプで副業で稼ぐというよりもあくまでネイティブキャンプの無料特典目当てにするというのが正しい方法かもしれません。
ある程度英語力がある人でしゃべる習慣をつけたい人はやってみるといいでしょう。
報酬の支払いについて
報酬の支払いはPaypalを通じて行われます。
Paypalに自分のアカウントを作成しておきましょう。支払日は前半の15日締めは月末に、後半の末日締めは翌月10日に支払われます。
無料でネイティブキャンプ受けれるって最高
以上が無料でネイティブキャンプ講師になる方法でした。給料は激安ですが、自分のタイミングに合った時にレッスンが出来、無料でを受講できるのは魅力的です。
「Native campをやりたい」「スピーキングの能力を上げたい」と希望される方で、お金を払ってまで英会話レッスンを受けるのはためらわれる方は、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。
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